2016年4月14日木曜日

86


75なら金麦の糖質75%オフの数字。では86は? って、まぁなんてつまらんなぞなぞを出すのかと怒られる。

トヨタのスポーツタイプのFR車の名前。富士重工と共同開発し、スバルからはBRZという名称で、2012年から販売されています。当初はトヨタ社長が喜々として運転する写真なども話題になりました。

80年代は2ドアハードトップ全盛で、どれもがスポーツカーのようなかっこよさがありましたが、90年代以降は車は移動するための道具になり、4ドアセダンが主流。

そして、省エネが言われるようになり、いまやハイブリッドばかりですが、自分のようなおじさんは、スポーツタイプを若い頃にかっこよく乗り回すことに憧れていたものの、手が出なかった世代。

トヨタはそのあたりはうまくて、プリウスなどの人気車種にG'z(ジーズ)というシリーズを設定していて、トヨタ自らスポーツ・コンバージョンしたモデルを用意していたりします。

さて、86の名称はかつて人気を誇ったスプリンター・トレノの型番からきているわけですが、買う人が個性に合わせていろいろとカスタマイズすることが前提にある。当然、シフトはマニュアルです。

値段が250万から420万という、グレードによって幅がかなりあるのは、オプションが豊富ということ。ベーシックな車両本体は手が出しやすい価格に設定し、いろいろオプションをつけていくと高級車並みの値段になります。

今年の後半にマイナーチェンジされる予定になっていて、変更された外観のスパイ画像もネットに掲載されていたりします。

燃費に振り回されることなく、エンジンをブンブン回して走りたい・・・と言っても、日本ではかなり限られますけど、車を運転することそのものを楽しみたい場合には、現実的な選択肢として本気で考えたい一台なんでしょうか。

もちろん今時からすれば、燃費は悪いけど・・・市街地では8km/Lくらいですよね。