2012年3月7日水曜日

捏造された飲酒運転検挙

えっ? 昨日? 春一番だったの? 気がつかなかったわぁ~
と、思ったら、西の方の話ですね。一日中、ほとんど室内にいる生活だとどうも季節感を感じるチャンスが減ってしまいます。着実に春が近づいているのは間違いないところです。

ちょっと気になったニュースで、飲酒運転検挙捏造警察官の話がありました。所属する警察署が昨年1年間に摘発した79件の飲酒運転のうち、なんと51件がこの警察官によるものだというのです。

この数字じたい大変不自然さを感じるわけで、普通は同僚や直接の上司などはおかしいなと思っていたはずですし、思っていなかったとしたらその方が問題かもしれません。

もっともアルコール検出でうそのデータを見せられて、そのまま受け入れていた側にも問題があります。飲んでいなければ、もっとはっきりとした抗議をするでしょぅから、少なくとも多少後ろめたいところがあったということなんでしょぅか。

確かに、ときどき飲酒運転に関係したニュースを見ることがありますが、10年くらい前から飲酒運転についての意識はおおきく変わっており、絶対数としては激減しているでしょう。アルコールフリー飲料がさまざま発売されていることも、その現れの一つ。

何にしても、警察の交通違反の取り締まりは、公平さがあってはじめてなりたつものです。自分も、恥ずかしながら何度か捕まっていますが(飲酒はありません!!)、最後は数年前に一時停止不履行でした。ただし、これについては今でも納得していません。

しばしば取り締まりをしている場所だと知っていて、自分としては確実に停止したつもりですが、その警察官は止まっていないと断言。証拠はあるのか、と言ったら、「俺が見た」の一言。これでは「捏造」はいくらでも可能です。このときは遅れられない用事があったので、それ以上その場で論争しているわけにいかなかったのでうやむやにしてしまいました。

一緒の話にしてはいけないのかもしれませんが、ストーカー被害などで「事件が起きないと警察は手がだせない」というようなことをよく聞きますが、交通違反についてはまだ見えていない違反に対して手を出しているようなところがあり、何とも矛盾を感じるわけです。

もちろん交通違反の取り締まりは抑止力として必要だと思いますし、実際重要な仕事だと思います。しかし、スピード違反の取締中に、すぐ近くの駐車違反の車があってもほったらかしだったりと、公平感がないと感じることが多々あります。

公平・公正・公明な取り締まりでないと、結局違反者はしっかりと反省する気持ちにならないので、是非善処していただきたいと思います。